県道13よりR8にて新潟県に。GWにしてはスムーズな流れである。何組かのツーリングティームとすれ違いながら糸魚川を目指す。途中、親不知ピアパークに立ち寄る。トイレタイム&古来難所と呼ばれていた海岸線を見学するために立ち寄ったのだが、車・車・車である駐車スペースが無いくらいに埋め尽くされていた。早々に退散する事とする。
糸魚川よりR148に、徐々に混みは始める。気温の上昇とともに、寒冷地仕様の服装のため具合が悪くなる。ようやく長野入りにて道の駅を発見、飛び込む。道の駅小谷では温泉施設も併用しており、汗を流し一息つく事にした。ここで遅めの昼食もすませる(この時点でごご2時)。
サッパリした所で、事前に調べた無料温泉・小谷温泉露天風呂を目指す事にしたのだが・・・・混雑しており途中で断念。白馬にて給油後、戸隠を目指しR406に、7〜8年前に走った薄れ行く記憶を掘り起こしながらの走行となる。やはり風化し始めた記憶っと現在とでは、道幅がこんなに狭かった?などど思いつつ走る。前を走る、6台アメリカンの後ろを走って、コーナーでもブレーキランプを点灯しなとは、よほど旨いライダーであるっと思っていた。な・何とぉぉぉ バックがブレーキランプを塞いでいたのである。非常に危険である、「追突されたら大変だろ」っとメットのなかで呟く。しかし!気ずか無い自分も可笑しいのであるが(反省) そして、止まる事を知らない走りをしてるため、尻が痛み出す、それでも止まらないのあった(笑)
ようやく、鬼無里より県道36に。午後5時ようやく戸隠高原着。思い出の地の一つである。戸隠神社奥社などは、観光バスなどで混雑しておりそれを横目で見つつ、最終宿営地戸隠イースタンに到着。(戸隠イースタンは自分にとっての、蕎麦食い信州一周ツーリングスタート地点でもあった)
それぞれの、気に入った?場所にテントを設営してるライダーが何組か見受けられた。一人夕食をすませ早めの就寝。 就寝19時 本日の走行距離140Km
5月3日(曇りのち晴れ) 走行ルート 県道36〜R18〜県道39〜R18〜北陸道・関越道〜R8〜R7〜R113
午前7時起床す。晴れまが少し覗くがすぐに曇り空となるそれを眺めながら、コーヒーを飲み干し最後の煙草に火をつける。午前9時、キャンプ場を後に戸隠民俗館に向かう。お目当ては、忍者からくり屋敷である。
建物は戸隠民俗館
入場料を支払い散策に。家族ずれが多く見受けられる。散策後、からくり屋敷に朧気な記憶を手繰り寄せ屋敷内を進むのだが・・・・もうすぐ出られると思われる地点で、急に腹痛がぁぁぁ。冷や汗・脂汗?ともつかぬ汗、焦れば焦るほどカラクリの出口を探せない始末。されど!天の助け。親子で挑戦してた方が「こちらですよ」っと出口を教えていたたき、お礼もそこそこに青い顔でトイレへと一目散に向かうのであった。あ〜あ恥ずかしい思い出・・・・
深呼吸し、冷静を取り戻し?一路R18を見ざし走り出す(煙草が無・吸いたいで自販機を探しながらっとなった)
R18に出ると、渋滞である。道の駅しなのに立ち寄り、煙草を購入しようやく一服である。道の駅に立ち寄る頃には、青空も広がっており気温も上昇。相変わらず、長野市方面は渋滞である。渋滞を横目に、本日の目的である燕温泉(無料らしい)を目指し走り出す順調な流れで県道39そして、燕温泉にぃぃぃぃ。所が!道路が冬季閉鎖っとなており断念(泣)(之に関しては、私的に謎である、自分が道を間違えたのか、しかし看板にしたがって走行したのだが・・) そこで、県道を通って野沢温泉に行こうと思ったのだが・・・・見落としをして、ひたすら上越市を目指す。さすがに変である事に気ずき、道の駅あらいにて、マップ確認ものの見事に通過してるではないか・・・戻る気力なんてあろうはずも無く、午後1時立ち寄ったついでに昼食とする。
道の駅より、上信越道が見えたのだが大渋滞であるではないか。途中より高速使用を考えてただけに気が重くなる。第一・第二候補の温泉に入る事叶わず落胆しながらマップと睨めっこしてるとふと越後湯沢の酒風呂(ぽんしゅ館)を思い出し向かう事とする。この日は最終日、意地でも温泉に入ると決めた日である。上越より北陸道〜関越道っとひたすら走る。この時既に心に余裕などあろうはずも無く、尻の痛みを堪えながらノンストップで越後湯沢に。
越後湯沢駅前に到着するも、それらしき看板が見あ当らない。頭の中では駅前っとしか記憶しておらず、探す事10分。駐車場内の警備員さんに聞くことに、すると駅構内(二階)にあるとの事。はやる気持ちを押せえても早足に(笑)
新潟各地のお酒がズラーリと。試飲コーナー他 酒関連を販売 この奥に温泉
ぽんしゅ館
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実は3年越しのも思い。ようやく叶える事が出来た。風呂上りに設置されてるテーブルを何気に覗き込むと、酒粕はアトピーに効くらしいと、詳しく書かれたプリントのような物が置かれていた。 之で、念願が叶い心にも余裕が(笑) いざ新潟市に。高速に乗り数分後、給油のランプが心細くなってる事を示してる事に気ずく、高速の上でのガス欠は洒落にならない。「あと少し・あと少し」と呟きながらSAまで十数キロ。塩沢石打SAにギリギリで辿り着きようやく給油である、油断しすぎっと反省。このSAでの給油は、3年前神奈川ツーリング(正確には友達の所に転がり込んだのだが)の帰りに同じく給油した所である事を思い出す。あの時は、残雪・曇り空の下、酒風呂を断念と言う無念さを残した場所でもある。 暫し回想に。
新潟市を目指し走り出すと、パトカー&覆面に捕まってるの何度が目撃。次は我が身っとならぬ様に安全運転。
23時57分発苫小牧行きのフェリーの時間までかなりの余裕があるため、SAなどで時間調整するも19時にはフェリー乗り場に到着。
本日最後の夜は盛大にと、夕食は豪華に(自分的にである) 夕食後、周辺をぶらぶらしてると、北見のライダーっと知り合い、時間まで談話す。今回のツーリングの事や、自分達の走りのスタイルなどについて尽きることの無い会話であった。小降りとなりだした空を仰ぎ、乗船開始となる。別れの挨拶をし、それぞれに乗り込む。之にてツーリングの幕を閉じる。明日には下船し家路に着くだけとなる。 缶ビールを飲み干し、眠りにつく。就寝 午前1時 本日の走行距離370Km
奮発し、一等船室に船室料金+貸しきり料金
5月4日(雨) 走行ルート R7〜県道42〜R7
午前5時起床。窓を叩く雨、やはり雨は我に付き纏うのかっとため息を・・・煙草に火をつけ旅の終わりの準備に取り掛かる。午前6時接岸、雨合羽を着込み、暖気を始める。敦賀より乗り込んだ、秋田ナンバーのバイクが数台見かける。言葉を交わすことなく下船、それぞれの家路に足を向ける。毎度の事ながらノンストップで帰る気になれず、幾度と無く土砂降りの中立ち止まる。家に着く頃には、次のツーリング先が頭に浮かんでるであろう。
本日の走行距離 100Km