5月2日    

走行ルート 京都市内・R367・R161(湖西道路)・比叡山ドライブウェイ・R161・県道558


 

 朝、目覚めるとどうやら雨が降った様子である。周囲は雨で湿った後が残っている。曇り空を睨み、雨の降らぬ事を祈りとりあえずは朝風呂に。サッパリした所で朝食に。TVの天気予報うぃ食い入るように見つめ、どうにか今日も持ちそうである。その後は昨晩、雑談した方と暫し話し込む。この方は、1ケ月ほどYHに滞在中。実に羨ましい限りである。
 午前9時出発する事に。マップを入念にチェックしルートを頭に叩き込む。しかし・・・何処をどう走ったのかは今だもってさだかでは無い(
進んでるルート上に金閣寺の案内板を見つけ、観光らしい事も出来ずただ京都に来ただけっとなってしまっただけに、せめて金閣寺は見学せねばと立ち寄る事に。 



小学生の団体さんと共に、見学状態に(笑)天気が良ければ、もう少し良く見えるらしいのだが・・・残念である。


金閣寺出口付近の茶屋にて。風情を感じようと思い立ち寄る抹茶である


 その後は、比叡山に向かう事にしたのだが・・・・・何処をどう走ったのか、1時間近く京都市内をグルグルと走り回っていた。で!気ずいたらR367に。頭の中は???
 気を取り直し比叡山に向かう。比叡山は全部を見学したかったのだが、天候と時間的な事を考慮し横川地域のみを見学し比叡山ドライブウェイをひた走る。(本音は、ここまで来たからにゃ〜走らなきゃぁぁならん) 日吉東照宮もパスして(
福井に少しでも近い所まで走る事に。


  

横川中堂からの道(つ・疲れた)   


  

元大三師堂



 昨日の暑さはなんだったのか。そう思わせるほどに、寒く風が強い。ここでまた、気持ちの萎えた書生は、飛び込みで宿を予約・・・
途中、某雑誌の付録に掲載されていた白鬚神社に立ち寄る。お祭りの準備中に思われたのだが走り出す。午後3時半、宿到着となり本日の走りはここで終了に・・・() 部屋に荷物を置いて一段落の後、冷えた体を風呂にてあたためゴロゴロするのみである。

 本日の走行距離 117Km   就寝22時30分   


  

湖上にそびえし鳥居                       白鬚神社正面


  

この後、祭りの準備?に                   白鬚神社駐車場にて


5月3日     


走行ルート 県道38・333・R161・R303・R27・R162・県道216・三方五湖レインボーライン・県道214・R27・県道33・141


 8時30分 宿を後に風車街道に向かう。途中、道の駅に立ち寄り風車を眺める。その後、福井方面に進路を取り走る事に。天気も良く琵琶湖を横目にの〜んびりと走る。最後まで街道を走りたかったのだが、ここでまた地ビールを求め(笑) 三方五胡に向かう事にする。 


  

宿泊した宿より、出発前          道の駅しんあさひ風車村


爽快・気持ち良い風車街道だった。このままず〜っと走りたかった・・・


 若狭街道を経由して三方五胡を目指す。水坂トンネル周辺より気温低下&j曇り空に・・・休憩をかねて道の駅若狭熊川宿に立ち寄る。バイクも多く停車していたのだが、ほとんどがグループでソロは見当たらず。少しばかり羨ましく思いながらマップとにらめっこ。道の駅裏手より、熊川宿なので古い町並みを見学する事に。



  

関所にて「つ・通行手形は・・・」(笑)          祭りの準備?後方は山車が


 それほど混雑していない、R27をのんびりと走る。R162に入ると、「セセ、センターラインがぁぁぁぁぁ」無いぞ&一車線?()不安で立ち止まり、道を間違えたのかと確認するも「間違いじゃないよな?」ヘルメットのなかで思わず呟く。
道は確かに間違いない。のどかな風景、三方湖・水月湖を横目にゆっくり・のんびり走る事にする。


   

釣り人の邪魔にならぬよう、撮影後そそくさと立ち去る事に


 水月湖の遊覧船を眺め、目的の店をとぉぉぉぉぉぉぉぉりすぎ(笑) 途中で気が付くも!なんとなく、Uターンするのも嫌だったので先端まで走り引き返し目的の店に到着。しか〜し!残念な事に販売はしておらず、店内で呑む以外無いとの事である()潔く諦め、勢い・ヤケそんな感情のまま、昼時と相まって個人的にはかなり高い昼食を食す事に・・・太陽も顔を出してきたので2階より遊覧船浮かぶ水月湖を眺めながら、今回のツーリングの中でもっともゆっくり時間を過ごす。ツーリングにおいては、滅多にない珍しいことなのだ(笑) 貸しきり状態の風呂にものんびりと、これまた湖を眺め暫しボーっとする。(窓に仕切りが無く、下手すれば観光船から見られるかも?)


お造り定食  3000円也


 ビール購入出来なかったのは残念であるが!「次回は、宿泊してガッチリ呑んでやるぅぅぅぅ」(爆)とリベンジを誓うのである。その後はレインボーライン(100円)を走る。途中、展望台は何処も込み合っており。ロープウェー乗り場にいたっては、バイクすら止められない状態である。諦めて比較的空いていた第三展望台で湖・若狭湾を眺める。
 そしてぇぇぇ!本日最後の目的である、これまた(
) 地ビール(爆)購入のため走り出ぁぁぁす。「R27&R8渋滞すると」言う事を聞いたのだが、そんな事も無く目的の店。海遊バザール千鳥苑到着。ここで名誉町民五木ひろしミュウジアムを少しだけ見て、ガラス越しにビール工場・全国の地ビール(瓶)を眺めて、「まだまだこんなにもあるのかぁぁぁ」ため息が・・・
ここでは、地ビールGETだぜ(笑) 後は、最後の宿営地を目指し走り出す。県道33を走っていると原子力発電所が目に入ってきた。「ほー」とか「へー」っとか思いながら、キャンプ場を目指す。敦賀原子力発電所10Km地点のキャンプ場、西浦キャンプ場到着。一部ダートを走って行くと管理人が帰る所で、呼び止めて受付を済ませる。管理人に「良くこのキャンプ場が解ったね」と言われた。
 何だかんだで、1800円である。ふむむ、来る時に海水浴場にてテントを張っているのを、何張りか見かけて来てたし。海水浴場周辺だったら、「ただぁぁぁ、だったろうに」と思いもしたのだが!既にキャンパーで無くなりつつある我輩には何とも言えない情けなさが・・・・


レインボーライン料金所手前にて、お猿さんがこちらに向かって歩いてくるぅぅぅ♪


原子力発電所からの送電線が良く見えた


 設営後暫し、ラジオに耳を傾けボ〜っと。今宵は一人!「暗くなると同時に寝よう」そう考えながら、少し距離の開いたテントサイトで麻雀を打つ人達を眺め、買出しに出かける。ま〜あ、主に酒(ビール)なのだが・・・(笑)
一杯呑みながら、飯の支度をしていると。なななななな、なんとぉぉぉ。ライダーが一人来たではないか♪之で今夜は、話し相手が出来たぁぁぁ。て事で、共に飯を食い呑み始め色々と話し込む。気温もだいぶ下がリはじめたので、焚き火をする事に。周りを見ると皆、焚き火をしてるではではないか。東北在住の我輩は、それほど寒さを感じなかったのだが。
 枯れ木、枯れ草を集め焚き火をする事に。やはりキャンプで焚き火には酒である(笑)
薪になる物を集めてもらい、書生は・・・火の番&酒を呑むだけ・・・(苦笑) 申し訳ない。
午後10時を過ぎる頃、一部を除き静かになったのと呑む酒が無くなったので(爆) 寝る事に。

本日の走行距離 115Km   就寝 22時30分


    

設営後、ぼ〜っと       一緒に呑んだライダー修平殿


5月4日     


走行ルート 県道141・33・R27・R8


 午前2時10分 笑い声で目が覚める。少し離れた所の若い人達の声である。まだ起きているのかと思いつつ、そのまま寝てしまったのだが。
 午前5時 携帯の目覚ましで目覚める。目覚ましを設定していなければ危うく寝過ごしていたと思われる(汗)
キャンプ場周辺を散策後、撤収準備を始める。パッキング終了する頃、修平殿が起きてきたので挨拶をし走り出す。午前6時キャンプ場を後に、フェリー乗り場を目指す。早朝と言う事もあって、街は閑散としている。途中、FUELランプ点滅のため最後の給油とSSを何件か見つけるもまだ、どこも開いてなく、「行きと同じパターンかぁぁぁ」少し不安気味に呟く。ここは下船してから、ハラハラとSSを探すかと思いを巡らしていると!セルフを発見し事なきをえる。6時40分着 余りにも早く着きすぎてしまい、「之ならそんなに急ぐ必要性が無かった」とため息が出る。
 7時30分受け付け開始。今の所、書生を含めバイクは2台のみ・・・乗船まで暇である。
乗船時間も近づくにつれ、バイクが増え始め最終的には十数台に。ほとんどが、秋田行きで津軽半島を目指すグループとかである。書生の横にならんだ、ZZR250を駆る奈良のライダーさんと話していたら!ななななな、なんと。岩手ナンバーのニンジャがぁぁぁぁ、「いや〜、東北ライダに出会えて嬉しいです」と互いに熱い握手を交わす(笑)その後、広島のライダーさんと4人。乗船後に、東北の走るルートについて、知る限りの情報提供や、雑談をしながらの船旅となった。時折、越前岬や能登半島など見ながら。
 余談ではあるが!奈良のライダーさんは、東北では夏場じゃなければ・・・そんな服装で東北ツーリングである。しかも!まだ雪残る八幡平にそれで行くと言うではないか。岩手のライダーさんと2人で「む、無謀だぁぁぁ」(汗)と、現地にて、防寒具でも購入する事を薦めたのだが・・・果たして彼は風邪などひかずに無事帰れたであろうか?広島のライダーさんも、過密スケジュールで念願の下北半島行けたであろうか?
 そして!岩手のライダーさんの「フェリーだと、楽に四国に行けるよ」の一言に、ハートに火の付いた自分が(笑)

本日の走行距離 30Km     就寝 0時30分

  

この時は、まだ書生のみ     その後、車の列の横で、この時まだ2台


船上より、越前岬と思われるのだが・・・(汗)



5月4日   


走行ルート R7


 艦内放送にて目覚める。窓より空を眺めると、今にも泣き出しそうな感じである。まるで我が心のように、今回の旅の終わりを悲しんでるようである。午前5時45分過ぎだったような・・・下船し家路に。途中まで、広島のライダーさんを道案内する。
 途中でお互いに別れの言葉を交わしそれぞれに走り出す。「さ〜あ帰った、結婚式出席せねば」少しばかり重くなり始めた瞼をこじ開けるように気合を入れてどうにか自宅到着。到着5分後、雨が降り出したびの終わりを告げてるようにも思えた。
今回は、雨に降られることも無い初のツーリング♪ 周りからは、「奇跡が起きた」とひやかされたが・・・・次回こそは、ゆったりツーリーングにしたいなっと思いつつ!また、急ぎ・目的地まで止まらぬツーリングになるのやら・・・

       旅は一夜の夢の如