今回は、珍しく計画を立ててツーリングである。計画と云ってもただ漠然と此処に行こうってだけなのだが・・・
  今年も、びむ氏と共に。そして、のぴすけ氏との半年振りの再会。



4月28〜29日(晴れ〜曇り〜雨〜曇り〜晴れ)


 4月28日の23時30分、R7沿いのコンビニ集合&スタート。
 昨年同様、ひたすら四国を目指し走る。ルートは昨年と同じである。昨年の反省より荷物を減らしたつもりが、昨年と大差無い感じです。
この日は満月。青白い光の中、走り出し新潟に入るまでには色々とありました・・・ 



出発前 コンビニの駐車場にて


 新潟が近づくにつれて曇り空。月も隠れ、泣き出しそうな空模様と気温の低さに不安を覚える。高速上での2度目の給油で立ち寄った米山SAにて朝食と仮眠を約10分程。睡魔に襲われての仮眠なのだが、びむ氏の話によると体を痙攣させながら寝てたらしい。雨合羽を着込み給油をすませ走り出し上越を過ぎる頃から雨である。雨と強風の中を横に傾きながらの走行となり、雨も空からなのか水飛沫なのか解らぬ程に四方より体に浴びる。富山を抜ける頃には曇り空に変り、防寒対策もかねて雨合羽を着たまま石川・福井を抜ける。滋賀に入り、追い越し車線を走り去るライダーが一人。数分後、覆面パトカーの誘導を受ける事に・・・我々も冷や汗でドキドキしながらパトカーをパス。やはり、心理的にね・・・
 賤ヶ岳SAに立ち寄り、雨合羽を脱ぎながら覆面パトカーとの遭遇の話をし雨合羽の陰干しと昼食にする。



賤ヶ岳SAにて


 その後、2度の給油をしながら29日の15時に徳島到着。当初、予定してたキャンプ場に到着したものの。電光掲示板は点灯してはいるが営業してる気配は全く無し。近くの公園はどうか?と行ってみたものの、21時以降閉鎖の看板が・・・
 で、第二プランである徳島市より20キロ南下した道の駅に。17時、閑散とした道の駅到着。腰を落ち着け酒盛りを始めていると、車で旅行中のご夫婦に声を掛けられ、奥さんが秋田出身て事で盛り上がり。互いに旅の話に花が咲き、焼酎をご馳走になる。
 そのまま、意識朦朧のまま就寝。 多分?22時就寝                         本日の走行距離 1137キロ


4月30日(晴れ・曇り・風強し)


 何度か目覚める。
ここ最近の癖である。午前4時出発準備を始め、昨夜一緒に酒を酌み交わしたご夫婦と挨拶とお礼をし。びむ氏とは、5月2日にこの場所で落ち合う事にして月明かりの下走り出す。徳島道より一路、高知を目指すも燃料に不安を感じ吉野川SAにて給油のため立ち寄るも営業時間外。ETC出入り口も在ったので一般道を経由で給油も考えたのだが、美濃田の淵などを眺め営業時間まで待つ。こんな時でなければ、目的地まで止まる事をしないので丁度良い休憩かも。給油後、一気に高知県に。高知インターより県道44〜376を経由し、昨年立ち寄れなかった桂浜に。昨年は、南国インターから高速に乗り立ち寄れなかった分、感動。翌5月1日より桂浜一般車立ち入り禁止、シャトルバス利用との事でギリギリでした。毎年、渋滞する事から、今年は試験的に行うらしいと聞き及んだ。
 駐車場も無料でいざ坂本竜馬像に。到着したものの、団体さんが・・・隙間を縫って像のみ撮影。出来れば、自分を入れて記念写真としたかった所だったが断念。桂浜を少しだけ散策し次の目的地に向かう事にして、ここで一括してお土産を購入。

  


 

 もと来た道を戻り高知道に。次なる目的地は須崎市のパワースポット。2週間前位にFMにて放送してたのを聴いてたので興味深深で向かう。場所がわからず、市役所前に居たライダーに聞いてみる事にしたら何と!警察官でして、自分はわからないからと隣の警察署に・・・で親切に教えていただき須崎駅前に。ここで、ラジオで聞いたパワーストンに手を翳し「我にパワーを」と念じる。

  
  


 さてさて本日の最大の目的である!ダバタ火振り(栗焼酎)購入のため走り出す。
昨年同様、R56をひた走る事に。昨年は、ただ辛いだけの印象しか無かったのだが今回は余裕もあり回想しながら気持ちにゆとりを持ちながら、所により「ああ、此処で嫌になったな〜」と苦笑したり。R56よりR381に眼下に沈下橋を眺め走る。時間的余裕があればゆっくりと堪能したい所だが、焼酎購入後に昨年のリベンジとして四国カルスト走破を考えて次回の宿題って事で後ろ髪惹かれる思いのまま・・・次回も晴れてるとは・・・考える余裕もないままに。昨年の、思い出の道の駅 四万十大正に立ち寄る。



 時刻は13時で食堂が混雑していたため、トイレのみ立ち寄り走り出す。途中で昨年と同じGSにて給油し食堂自由軒にて昼食。店主夫妻と雑談をしながら鰹のたたき定食を食す。昼食後、焼酎&日本酒購入に無手無冠に。


  


 此処で日本酒購入。実は・・・わからずに近くの酒屋にて最も気になってた栗焼酎。ダバダ日振を購入してた訳で・・・
さて、昨年のリベン時とばかりに四国カルストを目指しR439を経由する。昨年走ってもう走らなくていいと思える程に酷道だったから、気合を入れいざ。走ってみると心なしか整備されているでないか!独りのらりくらりと走る。
 主にリヤブレーキのみ使用での走行である。やはりと言うか、場所によっては道の真ん中に苔が・・・冷や汗である。しかし、大正〜上折渡(R197)までは走って楽しく思え、ここだったら何度通っても良いかなと思えた。何よりこの区間は、民家が多いのが心なしか安心出来ると云った処。


  
国道です(苦笑)


R439途中の眼鏡橋(かつての森林鉄道跡)


 此処から先は昨年の記憶を頼りに走行してたのだが、なにぶん他力本願な走りだったために本来は県道26号線経由が・・・そのままR197まで走る。途中で昨年と違う風景が目に飛び込んで来たので物凄く不安になったのだがUターンするのもいかがなものか?と其のまま走り抜ける。R197に出てそのまま右折し走る事15分。此処でおかしい?と気づきマップ確認。左折しないといけない所を右折していたのである・・・焦る気持ちを抑え本日の宿営地に向かう。この頃になると、曇り空となり本日の四国カルスト行きを断念。
 約20分後に太郎川公園到着で受付。昨年と同じ話好きな受付のおじさんと、受付後1時間程周辺情報について話し込んでしまう。昨年は下(公園内)で幕営だったので今回は空いているとの事で上(キャンプサイト?)にて幕営する事にしたのだが之が失敗。テント設営後、歩いて近くの温泉に向かう事にした。本来であれば自炊のための買出しやアルコール購入のため愛機にて昨年覚えたスーパーに向かうのだが・・・面倒だったし独りだし。
 温泉は、昨年のイモ洗い状態とは打って変わり空いててゆっくりと入る。入浴後、併設の食堂で夕食&晩酌。
帰って来ると、下の公園はライダーさんのテントが賑わいってる。昨年程ではないけれども下にテント設営すれば良かったなと思った。上もライダーさんが設営時よりは少し増えたけれど、静寂を求める?方々ばかりで会話なんて無し。独りラジオに耳を傾け、鶯の声を聞きながら一献。聞こえる声はラジオのパーソナリティの声のみで妙に寂しい。
 日記を綴り、小説を読み。薄暗くなり始めたので就寝
                                  就寝 19時30分   本日の走行距離 379キロ


  
設営後。そして独りバーボンを煽る